Q1:38度のお湯だと、赤ちゃんの手足が少しひんやりしていて寒そうに見えます。温度を上げるべきですか?
A1:温度を上げる必要はありません。赤ちゃんの末梢血管は収縮しやすいため、手足が冷たく見えても、お腹や背中が温かければ深部体温は十分に保たれています。手足の冷えだけを見て40度近くまで温度を上げると、のぼせや脱水を引き起こす原因になります。どうしても心配な場合は、お湯を熱くするのではなく、ガーゼや薄手の入浴用タオルをお腹から胸にかけてあげてください。
Q2:給湯器を38度に設定しているのに、湯温計で見ると36度しかありません。給湯器を40度に設定して溜めても良いですか?
A2:最終的な湯船の温度が38度前後に着地するのであれば、給湯器の設定を40度にして給湯すること自体は問題ありません。配管の放熱ロスにより設定と実温に差が出る住宅は多いためです。ただし、給湯直後の蛇口付近のお湯は非常に高温になっている可能性があるため、しっかり全体をかき混ぜ、湯温計で均一に38度前後になっていることを確認してから赤ちゃんを入浴させてください。
Q3:冬場、お風呂上がりの湯冷めを絶対に防ぐための実践的な手順はありますか?
A3:最大の秘訣は「脱衣所を暖めること」と「事前の動線確保」です。入浴前に脱衣所を暖房機器で22〜24度に暖めておき、広げたバスタオルの上にオムツと広げた肌着をあらかじめセットしておきます。お風呂から上がったらタオルで包み込むように一気に水分を吸い取り、即座にオムツと肌着を着せます。髪の毛がある場合は、頭部からの放熱が激しいため、頭の水分を最優先で拭き取ることが劇的な湯冷め防止につながります。
Q4:沐浴中に途中で温度が下がってしまった場合、どうやって温め直せばいいですか?
A4:赤ちゃんがベビーバスに入っている状態で直接熱湯を注ぎ足すことは絶対に避けてください。注ぎ口に赤ちゃんの手足が触れる熱傷事故が起きやすいためです。ぬるくなってしまった場合は、赤ちゃんを一度乾いたバスタオルの上に退避させてからお湯を足すか、洗面器に汲んだ適温(38〜39度)のお湯を静かに周囲へ混ぜ広げるようにしてください。手早く5分程度で洗いを終えるのが最も安全です。