一口に1歳と言っても、1歳前半と後半では運動機能も理解度もまるで違う。その時期の発達に応じた遊びを取り入れることで、子どもの夢中度は格段に跳ね上がる。
1歳前半(12〜15ヶ月頃)は、大人が破って見せる音や触感を楽しむ「受容型」が中心だ。細長く切った新聞紙を目の前でひらひらと落として見せたり、大人が作った紙ボールを追いかけさせたりするだけで大喜びする。まだ自分でうまく破れなくても、手渡された紙をクシャッと握りしめるだけで十分な知育になる。
1歳後半(16〜23ヶ月頃)になると、自発的な「創造型」の遊びが可能になる。親が少し切り込みを入れておいてあげれば、自分の力で「ビリッ」と破る快感を味わえる。破った紙をバケツに集めて「紙の雨」として頭から降らせたり、大きな新聞紙をトンネルに見立ててくぐり抜けたりと、全身を使ったダイナミックな運動へと進化させていこう。