「命を守る最善の行動をとってください」——テレビの画面越しに気象予報士が緊迫した声で語りかける時、すでに外は移動不可能な状況に陥っていることが多い。
最上級の警戒レベルである「特別警報」が発表された段階では、すでに災害が発生しているか、発生が切迫している。避難所へ向かう道路自体が水没したり、土砂崩れで塞がれたりしているリスクが高いためだ。
重要なのは、警戒レベル3(高齢者等避難)やレベル4(避難指示)の段階でためらわずに動くこと。もし屋外への移動が危険だと判断した場合は、無理をせず建物の2階以上、かつ山側から離れた部屋へ移動する「垂直避難」を選択してほしい。一瞬の判断の遅れが取り返しのつかない事態を招く。