林家きく姫さんの歩みを語る上で欠かせないのが、本名である松本菊乃(まつもと きくの)さんとしての素顔と、その華々しい経歴プロフィールです。1970年生まれで、年齢は50代半ばを迎えています。
東京都出身のきく姫さんは、高校在学中の1987年に初代林家木久蔵(現・林家木久扇)師匠に弟子入りしました。入門当時は「女子高生落語家」としてメディアの大きな注目を浴び、その可憐な容姿からアイドル的な人気を博します。
しかし、本人は決して客寄せパンダに甘んじることなく、古典落語の基礎を徹底的に叩き込みました。その努力が結実し、2001年秋には女性落語家として史上3人目となる真打昇進を果たします。男性中心の落語界において、女性真打の地位を確立した功績は極めて大きなものです。