プロ野球の順位予想には、常に「思い込み」という罠がつきまとう。特に注意すべきは、以下の3点だ。
① 前年順位の引きずり:前年優勝したチームを無条件に上位に置く傾向があるが、野球は投手の入れ替わりや故障で一年で大きく変わる。2026年の順位表をそのまま2026年に当てはめるのは危険だ。
② 補強の話題性バイアス:大型補強をした球団は注目を集めるが、即戦力になる保証はない。巨人や阪神の例が示すように、補強の「質」と「適応速度」を見極めないと、見当外れの予想になる。
③ 評論家の横並び予想:テレビや新聞の予想企画は、どうしても「無難な並び」になりがち。露出の多い評論家ほど、極端な予想を避ける傾向がある。ネットで見かける「セ・リーグ順位予想 評論家」の記事は、たいてい横並びで、独自性に乏しい。
これらのバイアスを排除し、純粋に投手力・守備力・得失点差の推移だけを見れば、自ずと順位はクリアになる。2026年のセ・リーグは、間違いなく「データ重視派」が報われるシーズンだ。