近年の育児意識調査によると、子どもが一人で眠るようになる時期は「小学校入学前後(6〜7歳)」が最も大きな分岐点となっている。未就学児の段階では実に8割以上の家庭で何らかの寝かしつけが行われているが、就学を機に「自分の部屋で一人で眠る」ライフスタイルへ移行を試みるケースが急増する。
ただし、これは決して平坦な道のりではない。入学という大きな環境の変化は子どもにとってもストレスとなり、かえって夜間の不安感から親への後追いや添い寝の要求が強まる時期でもある。現場の保育士やカウンセラーは、年齢という数字だけにとらわれて突然サポートを断ち切ることの弊害を指摘する。