アイテムの構造やカッティングによって、裾幅を測る際の注意点は異なります。ここでは主要3アイテム(パンツ・スカート・Tシャツ)の採寸手順を解説します。
1. パンツ・デニムの裾幅の測り方
裾幅の測り方(パンツ・デニム編)では、パンツを横向き(前後の折り目に沿った状態)ではなく、前身頃を上にして平らに置きます。内股の縫い目と外側の脇縫い目がしっかり裾の左右端に来ているかを確認し、裾口のステッチに沿って端から端までの直線距離を測ります。フレアパンツやすぼまりのあるリブパンツの場合も、ゴムを伸ばさずに自然な状態で計測します。
2. スカートの裾幅の測り方
裾幅の測り方(スカート編)で注意すべきは、裾が円弧状に広がっているフレアスカートやプリーツスカートです。カーブに沿ってメジャーを曲げて測るのではなく、左右の裾の最下端同士を直線で結んだ水平距離を測るのがアパレル規格の原則です。プリーツは軽くたたんだ自然な状態で計測し、過度に広げないように注意してください。
3. Tシャツ・トップスの身幅・着丈・裾幅の測り方
トップスのサイズ選びでは、身幅・着丈・裾幅の測り方をセットで把握することが欠かせません。着丈は背面襟ぐりの中央から裾下まで、身幅は両脇下の縫い目間を測ります。そして裾幅は、身頃の最下部を直線で計測します。ボックスシルエットのTシャツは「身幅=裾幅」となりますが、レディースのペプラム型やメンズのスリムフィットは「身幅 > 裾幅」または「身幅 < 裾幅」と差が出るため、ウエストやヒップ周りのゆとり感を見極める重要指標となります。