スヌーピーの魅力は、メインキャラクターだけに留まらない。ニードルズの砂漠で孤独に暮らすスパイクをはじめ、ふっくらとした容姿のオラフ、ぶち模様が特徴的なマーブルス、妹のベル、そしてアンディやローバーといった兄弟たちの存在は、ファンの間で根強い人気を誇る。彼らはそれぞれ異なる性格と個性を持ち、集まるたびに独特のドタバタ劇を繰り広げる。
また、町の子供たちの中にも、一度見たら忘れられないマニアックな仲間が多数登場する。いつも埃を撒き散らしながら歩く「ピッグペン」は、全身が汚れていても全く意に介さない堂々とした態度で異彩を放つ。他にも、極度の名門意識を持つサリー(チャーリー・ブラウンの妹)や、頭髪が数本しかないシャーロット・チャトレインなど、シュルツ氏の観察眼が生み出したキャラクターたちは一癖も二癖もある。
彼ら一人ひとりに設定された細かなエピソードや口癖を追うことこそ、ピーナッツという作品の真の醍醐味と言える。