ネット掲示板やSNS上で「セカンドパートナー」という言葉が投下されるたび、激しいバッシングが巻き起こります。大手掲示板や知恵袋、SNSの投稿を分析すると、寄せられる声の8割以上が否定的な意見で占められています。なぜそこまで人々の嫌悪感を刺激するのでしょうか。発端は、不倫という社会通念上のタブーを、耳触りの良い横文字でコーティングして正当化しようとする姿勢にあります。
ネット上に寄せられるリアルな反応には、感情的な拒絶だけでなく、論理的な矛盾を突く声が目立ちます。
「友達以上恋人未満なんて都合のいい言い訳。配偶者に堂々と言えない時点で裏切りそのもの」(30代女性・主婦)
「セカンドパートナーなんて気取っているけれど、要するに浮気の下心を満たしたいだけの卑怯者。言葉をロンダリングしている感覚が本当に気持ち悪い」(40代男性・会社員)
「体の関係がないと言い張れば許されると思っている倫理観の麻痺が、まさに『頭おかしい』と言われる元凶」(30代女性・公務員)
世間が最も強い拒絶反応を示すのは、「不倫との違い」を強調して安全地帯から悦に浸る当事者の欺瞞です。配偶者に対して秘密裏に異性と逢瀬を重ね、手をつなぎ、甘い言葉を囁き合いながら「セックスをしていないから清廉潔白だ」と言い張る姿勢は、誠実さを著しく欠いています。配偶者を精神的に傷つける行為であるにもかかわらず、自分たちだけは「特別なプラトニックな絆」で結ばれていると陶酔する特権意識が、周囲の倫理観と真っ向から衝突しているのです。