『花より男子』の魅力は、単発のヒットにとどまらず、壮大なシリーズとして進化し続けた点にあります。2007年の『花より男子2(リターンズ)』では、道明寺財閥を巡るビジネスの確執やニューヨークロケを交えたスケールアップが図られ、視聴率は前作を上回る大ヒットを記録しました。
2008年公開の劇場版『花より男子ファイナル』では、興行収入77.5億円を記録し、同年の実写日本映画第1位を獲得。つくしと道明寺の結婚に至る試練を描き、シリーズの集大成として完璧な結末を提示しました。
さらに2018年には、F4が卒業してから10年後の英徳学園を描いたスピンオフドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(杉咲花主演)が放送。第1話に道明寺司(松本潤)、第3話に花沢類(小栗旬)、最終話に西門総二郎(松田翔太)がサプライズ登場した際には、Twitter(現X)の世界トレンド1位を独占するなど、10年の空白を感じさせない絶対的なブランド力を証明しました。
また、2009年に制作された韓国版ドラマ『花より男子〜Boys Over Flowers』では、道明寺司にあたるク・ジュンピョ役をイ・ミンホが演じ、アジア全土で爆発的なブレイクを果たすなど、東アジア圏における「学園ラブコメディの金字塔」として確固たる地位を築いています。