本作の評価を決定づけた契機として外せないのが、アニメ『化物語』の第12話「つばさキャット 其ノ肆」におけるEDへの入り方です。主人公・阿良々木暦とヒロイン・戦場ヶ原ひたぎが夏の夜の草原に寝転がり、満天の星空を見上げるクライマックスシーンで、劇伴(BGM)の延長のように静かにイントロが流れ出しました。
ひたぎのセリフ「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」と、楽曲冒頭のやなぎなぎのクリアな歌声が完璧にリンクした瞬間、リアルタイムで視聴していたファンは鳥肌を立て、放送直後の掲示板やSNSは熱狂に包まれました。映像美と音楽が完全に融合したこのシークエンスは、平成を代表するアニメの名シーンとして今なお語り草となっています。