間取りの新潮流「ヌック」とは?居心地抜群の小さな隠れ家空間

間取りの新潮流「ヌック」とは?居心地抜群の小さな隠れ家空間

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都市部の地価高騰や建築資材の上昇を背景に、延床面積をコンパクトに抑えつつ空間効率を最大化する設計が住まいづくりの主流となった。限られた面積を無駄なく使い切る知恵として、デッドスペースをあえて居場所に昇華させるヌックの設計術が脚光を浴びている。後悔しない導入メリットは、単なる面積効率の向上にとどまらない。

最大のメリットは、コストを抑えながら住まいに圧倒的な立体感と情緒をもたらす点だ。床座の小上がりにして下部を収納にする、あるいは天井高をあえて2メートル以下に抑えて洞窟のような安心感を作る。壁一面を囲むのではなく、アーチ壁や段差だけでゾーニングすることで、空調効率を損なわずに独立性を確保できる。狭さを逆手に取った工夫が、住居全体の満足度を劇的に引き上げる。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。