Q1:ロキソニンを2錠同時に飲めば、痛風の激痛は早く治まりますか?
A1:市販薬の用法・用量を無視した自己判断による倍量服用は厳禁です。胃潰瘍や急性腎障害といった重篤な副作用を引き起こす危険があります。痛みが治まらない場合は自己判断で増量せず、医療機関を受診して痛風発作に適した処方薬(NSAIDsパルス療法やステロイド内服薬など)の処方を受けてください。
Q2:患部を氷水で直接長時間冷やすと、結晶が固まって悪化すると聞きましたが本当ですか?
A2:極端な過冷却(氷水に足を何時間も浸け続けるなど)は局所の血流障害や凍傷のリスクを招くため推奨されませんが、タオルで巻いた保冷剤や冷湿布による常識的なアイシング(1回15〜20分程度)は急性炎症を鎮めるために極めて有効です。温める行為のほうが炎症を爆発的に悪化させるため危険です。
Q3:痛みが完全に消えたら、尿酸値を下げる薬を飲まなくても完治したと考えてよいですか?
A3:いいえ、完治していません。痛みが消えたのは免疫細胞が攻撃を一時中断しただけであり、関節内には尿酸塩結晶が残存しています。放置すれば1〜2年以内にほぼ確実に発作が再発し、発作の間隔は次第に短くなります。痛みが引いた後こそ内科を受診し、血清尿酸値を正常域(6.0mg/dL以下)に保つ根本治療を開始してください。