東京・汐留のランドマークとして君臨するこの劇場は、常に日本のミュージカル界をリードしてきた。2026年現在、その勢いは衰えるどころか、さらに加速している。長年愛されてきたアラビアンナイトの世界が、最先端のプロジェクションマッピングと融合。舞台上の砂漠がまるで生きているかのように蠢き、観客を一瞬にしてアグラバーの街角へと誘う。
リピーターたちが口を揃えて「以前と全く違う」と驚嘆するのは、演出の細部がアップデートされたためだ。キャストの息遣いまでがクリアに伝わる音響設計は、劇場全体を一つの巨大な楽器に変えてしまったかのようだ。一度観たはずの舞台なのに、新鮮な衝撃が全身を駆け抜ける。