ゆで卵の固茹では何分?黄身が黒ずまず殻がつるんと剥ける黄金時間

ゆで卵の固茹では何分?黄身が黒ずまず殻がつるんと剥ける黄金時間

ゆで卵の固茹では何分?黄身が黒ずまず殻がつるんと剥ける黄金時間について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

ボロボロになった白身を見て落胆する原因は、茹で方だけではない。一般社団法人日本卵業協会などの専門機関が指摘する通り、鍵を握っているのは卵の「鮮度」と「炭酸ガス」の存在だ。

産みたての新鮮な卵ほど、白身の中に大量の炭酸ガスを含んでいる。このガスが加熱によって膨張し、白身を卵殻膜(殻の内側の薄皮)へ強く押し付けてしまう。結果として、殻と白身が癒着し、剥くときに身が引き裂かれる悲劇が起きる。

大量のゆで卵を均一な品質で加工する食品産業の現場では、仕入れから数日寝かせた卵を使用するのが常識だ。産卵後3日〜1週間ほど経過した卵は、殻の気孔から炭酸ガスが適度に抜け、pHが上昇しているため、加熱後につるりと剥けやすくなる。買ってきたばかりの特売卵をすぐに茹でるのは、自らハードルを上げているようなものなのだ。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。