芸能人の薬物疑惑において、捜査機関の動向と並んで大きな影響力を持つのがジャーナリズムの存在だ。特に『週刊文春』をはじめとする週刊誌のスクープ報道は、時に捜査の引き金となり、時に所属事務所の対応を大きく左右する。
徹底した張り込みや関係者への取材によって明かされる「疑惑の噂」は、警察が動く前段階で世間に周知されることも少なくない。事務所側が噂を把握しながら隠蔽しようとした結果、事態が悪化するケースも過去には存在した。メディアによる事実無根の噂報道のリスクも指摘される一方で、独自の情報網が業界内の隠蔽体質を暴く防波堤として機能している側面も否定できない。