ネット上の掲示板やSNSでは時折、「栂池は全体的に平坦すぎてスノーボーダーは止まりやすい」「中上級者には物足りない」といった意見が見受けられます。しかし、これはコース選択とゲレンデ構造への理解不足から生じる誤解です。
確かに、鐘の鳴る丘から中央ゲレンデへの連絡通路や、下山コースの一部には斜度が緩くスノーボードで減速しやすいフラットセクションが存在します。しかし、山頂エリアの「栂の森ゲレンデ」や「栂池の森パウダーコース」、最大斜度35度を誇る「馬の背コース」など、急峻かつテクニカルなバーンもしっかりと配置されています。
また、滑走だけにとどまらず、栂池自然園周辺の大自然を巡る栂池高原のスノーシューツアーの定着経緯を見ても明らかなように、白馬エリア特有のダイナミックな山岳地形を多彩なアクティビティで楽しめる懐の深さこそが本質です。平坦部分の事前把握とコース選びさえ間違えなければ、あらゆる滑り手が丸一日飽きずに楽しめます。