ソテーの意味は「跳ぶ」?炒め物との決定的な違いと劇的においしいプロの焼き方

ソテーの意味は「跳ぶ」?炒め物との決定的な違いと劇的においしいプロの焼き方

ソテーの意味は「跳ぶ」?炒め物との決定的な違いと劇的においしいプロの焼き方についての真相をご紹介します。

Q1:ソテーとステーキは何が違うのですか?
A1:ステーキは主に「厚切りの牛肉(または魚の切り身)そのもの、およびそれを焼いた料理名」を指します。一方、ソテーは「少量の油で焼き色をつけて火を通す調理技法そのもの」を指す用語です。技法としてのソテーを用いて厚切り肉を焼いた結果がステーキと呼ばれることもあり、概念の階層が異なります。

Q2:ソテーを作るとき、フライパンのフタはするべきですか?
A2:原則としてフタはしません。ソテーの最大の目的は食材から出る水分を瞬時に蒸発させ、表面をカリッと香ばしく仕上げることにあります。フタをすると水蒸気がフライパン内にこもり、食材が蒸されて皮目のパリッと感が完全に失われてしまいます。厚みのある豚肉などで中まで火が通りにくい場合は、フタをするのではなく「弱火でじっくり火を通す」か「火を止めた後の余熱」を活用するのがプロの技法です。

Q3:ソテーに使う油はサラダ油とオリーブオイル、バターのどれが良いですか?
A3:素材と目的の風味によって使い分けるのが正解です。クセなく食材本来の味を引き出したいチキンソテーなどには、耐熱温度の高いサラダ油や米油が適しています。イタリアン風や香りを楽しみたい場合はオリーブオイルが最適です。バターは非常に焦げやすいため、最初から使うのではなく、焼き上がりの直前に加えて風味を纏わせる(アロゼする)使い方が最も失敗しません。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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