では、客観的な数値データは何を物語っているのでしょうか。就職関連の公表資料および大手就職情報会社がまとめた調査結果をもとに、東京国際大学の就職実績を精緻に検証します。
公表されている就職決定率は例年95%〜98%前後という高水準を維持しています。ただし、ジャーナリズムの視点から注意すべきは「就職率の分母」です。多くの大学と同様、この数値は「就職希望者」を分母としており、卒業生総数に対する進路決定率(実質就職率)を見ると、おおむね80%台半ばから後半に着地します。この数字は、日東駒専をはじめとする首都圏の中堅私立大学グループと比較しても決して見劣りする水準ではありません。
注目の東京国際大学の就職先における大手企業の実績に目を向けると、航空業界(ANA、JAL)、大手物流(日本通運、ヤマト運輸)、IT・通信(楽天グループ、ソフトバンクグループ各社)、流通・小売り(ファーストリテイリング、ニトリ)、金融(各地の地方銀行や信用金庫、大手証券のリテール部門)など、誰もが知る著名企業に毎年確実に内定者を送り込んでいます。
特に東京国際大学の商学部における就職は、同大学のルーツであるだけに同窓会組織のバックアップも含めて手堅く、地方銀行や信用金庫、中堅から大手の専門商社への安定したルートが確立されています。また、国際関係学部からの進路においては、高い実践的英語力と多国籍なチームマネジメント経験を武器に、インバウンド需要の回復とともに採用枠を拡大したエアラインや総合ホテルグループへの内定獲得が際立ちます。