Q1:3・4・5の法則を計算するとき、単位は何を使っても成り立ちますか?
A1:はい、どのような測定単位でも完全に成り立ちます。ミリメートル(300mm:400mm:500mm)、センチメートル(30cm:40cm:50cm)、メートル(3m:4m:5m)はもちろん、尺貫法(3寸:4寸:5寸、3尺:4尺:5尺)やインチであっても、比率が「3対4対5」を保っていれば必ず完璧な直角が導き出されます。
Q2:1人だけでメジャーを使って3・4・5の直角を作るコツはありますか?
A2:基準となる点Aと点Bに細いビスを仮打ちするか、マスキングテープとクランプでメジャーの先端爪を固定する方法が極めて効果的です。また、あらかじめ「3+4+5=12」となる長さ12等分の輪っかロープ(または目盛り付きコード)を作り、3点にテンションをかけてピンと張る「古代エジプト縄張り法」を用いると、1人でも瞬時に地面へ直角を転写できます。
Q3:現場でよく耳にする「6・8・10」や「大矩(おおがね)」は3・4・5と同じものですか?
A3:全く同じ原理です。「6・8・10」は3・4・5を単純に2倍にした比率であり、建築現場では「尺」の単位を用いて「3尺(約910mm)・4尺(約1210mm)・5尺(約1515mm)」の倍数で墨出しを行う現場言葉として定着しています。大矩もこの幾何学比率を利用して正確な90度を出すための大型定規やその作業自体を指します。