安城市民会館サルビアホールの総収容人数(キャパシティ)は1,180席です。内訳は1階席が802席、2階席が378席となっており、国内の多目的ホールとしては「大きすぎず小さすぎない」程よい中規模サイズに設計されています。アリーナクラスの大規模会場とは異なり、どの席からでもステージ上の出演者の表情や動きが捉えやすいのが最大の魅力です。
1階席は前方の数列(1〜5列目付近)がステージを見上げるフラットな構造になっており、演者との圧倒的な近さとダイナミックな臨場感を味わえます。一方で、6列目以降から緩やかな傾斜(スロープおよび段差)が設けられているため、前の人の頭で視界が完全に遮られる心配は比較的少なめです。特に中央ブロック(10〜18列目付近)は視界の抜け・音響のバランスともに最も優れていると言われるベストポジションです。
2階席は後方に向かってしっかりとした傾斜がついているため、「前の人の座高で見えない」というストレスがほとんどありません。ステージ全体を綺麗に見下ろす俯瞰視界が得られるため、舞台演出のフォーメーションや照明効果、オーケストラ全体の配置をじっくり堪能したい方に適しています。ただし、最前列付近は安全確保のための手すりが設置されており、小柄な方や座高によっては視界の下部に手すりが重なる場合があります。浅く腰掛けるなど姿勢を微調整するか、後方列を選んだほうが視界がクリアになるケースもあります。
なお、車椅子スペースも1階後方に確保されており、バリアフリー動線も整えられています。肉眼で演者の細かい表情までくっきり追いたい場合は、8倍〜10倍程度の倍率のオペラグラス・双眼鏡を1台持参しておくと、1階後方列や2階席でも安心です。