宝塚音楽学校の卒業公演にあたる文化祭において、稀惺かずとは演劇部門の主演級を務め、圧倒的なオーラと安定した歌唱力を披露しました。当時、劇場へ足を運んだ熱心なファンや演劇記者からは「血筋に頼らない本物の素材」「立ち姿の美しさと視線の運び方がすでに男役として完成されている」と驚嘆の声が上がったほどです。
2019年、宙組公演『オーシャンズ11』で105期生として初舞台を踏んだ後、情熱的な気風を持つ星組へ配属。同期には娘役トップスターを輩出するなどハイレベルな人材が集まる105期の中で、彼女は入団当初から成績上位を維持し、群舞の隅にいても目を引くキレのあるダンスと豊かな表現力を武器に頭角を現していきました。