じゃがいもは、種芋の「下」ではなく「上(生長した茎の途中)」に新しい芋を形成する特異な性質を持っています。この地下茎(ストロン)が伸びるスペースを初期段階でどれだけ確保できるかが、収穫量とサイズを左右する最大の要因です。
浅く植えすぎると日光が当たって芋が緑化(ソラニン等の毒素が発生)し、逆に深く植えすぎると地温が上がらず初期生育が遅れたり、多湿で種芋が腐敗するリスクが高まります。また、芽の数を適切に間引かないと、養分が分散して小粒な芋ばかりが増えてしまいます。根茎が育つメカニズムを理解し、正しい深さと土寄せスペースを逆算して植え付けることが、豊作への最短ルートです。