ダイアップ坐薬の正しい使い方と2回目の投与間隔|熱性けいれん予防の全知識

ダイアップ坐薬の正しい使い方と2回目の投与間隔|熱性けいれん予防の全知識

ダイアップ坐薬の正しい使い方と2回目の投与間隔|熱性けいれん予防の全知識の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

熱性けいれんは、発熱の立ち上がり(体温が急激に上昇する局面)に起きやすい特徴があります。そのため、ダイアップ坐薬 使い方における最大の肝は「発熱に気づいた段階で速やかに1回目を投与すること」に尽きます。

処方時の医師の指示に基づきますが、一般的には体温の目安が37.5℃〜38.0℃に達した時点で1回目を挿入します。けいれんを予防する血中濃度に達するまで約15〜30分を要するため、熱が上がりきる前に入れることが重要です。

そして最も多くの親が迷うのがダイアップ坐薬 2回目 タイミングです。ジアゼパム坐剤の血中濃度は投与後に徐々に低下するため、予防効果を持続させるには1回目の投与から8時間後(推奨範囲:8〜12時間以内)に2回目を投与します。

注意すべきは、「8時間後に熱が下がっていても原則として2回目を投与する」という点です。体温が一時的に下がって見えても、小児の感染症では再び夜間に急上昇することが珍しくありません。体温が再上昇するタイミングでの発作再発を防ぐため、1回目を入れたら8時間後のタイマーをセットしておくことが推奨されます。

投薬ステップ投与基準・タイミング目的と薬理動態注意点・現場のアドバイス第1回目 投与発熱初期(37.5℃〜38.0℃)15〜30分で有効血中濃度へ到達便と一緒に排出された場合は医師・薬剤師の指示を確認第2回目 投与1回目から8時間後(8〜12時間)24〜48時間のけいれん予防血中濃度を維持熱が下がっていても再上昇時の発作を防ぐためスキップしない解熱剤との併用ダイアップ投与後30分以上空ける基剤同士の干渉による吸収阻害を防ぐ順番は「ダイアップ ➔ 解熱剤」。逆になった場合は2時間以上空ける第3回目以降原則として投与しない過鎮静や呼吸抑制リスクの回避1回の発熱エピソードにつき最大2回までが標準規定
井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。