ハーバード大学の学部課程(ハーバード・カレッジ)の狭き門ぶりは、公式に発表されている統計データからも浮き彫りとなります。近年のハーバード大学合格率は、出願者数が5万人から6万人規模に達する中で、わずか3%台から4%台前半という超激戦を維持しています。
2026年入学期(Class of 2030)に向けた動向においても、かつてコロナ禍で一時的に導入されたテストオプショナル(標準学力テストの提出任意化)から一転し、学力格差や公正な評価基準の維持を目的に標準テストの提出義務化が再開されました。これにより、ハーバード大学SATスコア目安は、満点1600点中1500〜1580点以上、ACTであれば34〜36点という、全米上位1%未満のスコアが事実上のボーダーラインとなっています。
特に注視すべきは、ハーバード大学日本人合格者の少なさです。海外インターナショナルスクールやボーディングスクール(寄宿制私立高校)を経由しない、日本の一条校(通常の高校)から直接学部へ進学する日本人合格者は、毎年わずか数名(1〜4名程度)にとどまります。英語力(TOEFL iBT 105〜110点以上またはIELTS 7.5〜8.0以上)はもちろんのこと、自ら課題を設定して起業したり、国際的なコンペティションで顕著な業績を残したりといった突出した実績が求められます。