「オードリーの店舗ならどこでもロンシャンティが買える」という認識は大きな誤解だ。常温保存が可能な看板商品「グレイシア」とは異なり、ロンシャンティは極めて繊細な生の洋菓子である。そのため、専用の生菓子厨房施設と厳格な温度管理サプライチェーンを備えたごく一部の旗艦店にしか供給されない。
現在、ロンシャンティを日常的に取り扱う常設実店舗は以下の通りだ。
まず筆頭に挙がるのが「日本橋高島屋」だ。本館地下1階の和洋菓子エリアに位置する同店は、ブランドの発祥地として特別な存在感を放つ。続いて「横浜高島屋」。ここは全国最大規模の売り場面積を誇り、連日早朝から長蛇の列ができることで知られる。さらに、都内有数のターミナルに位置する「西武池袋本店」も主要拠点の一つだ。生菓子カウンターのオペレーションが最適化され、買い求める客層で賑わっている。
一方、東京駅構内のグランスタ東京店や羽田空港店といった交通拠点店舗では、お土産需要に特化しているためロンシャンティの取り扱いはない。通信販売も一切行われておらず、物理的に限られた実店舗へ足を運ぶことだけが入手の絶対条件となる。