体型診断の視点から見ると、肋骨が出ている女性の骨格タイプには明確な傾向が存在します。特に上半身の厚みが薄く、筋肉がつきにくい「骨格ウェーブ」や、フレーム感が際立ちやすい「骨格ナチュラル」の女性は、わずかな姿勢の乱れでも肋骨の浮き彫りが目立ちやすい傾向にあります。骨盤の傾きや胸郭の薄さが強調されやすいため、少し反り腰になるだけでアンダーラインが角ばって見えてしまいます。
また、「左側の肋骨だけが飛び出ている」「左右の高さが違う」と悩む方も少なくありません。この肋骨が飛び出る左右差の原因の多くは、日常生活における片寄った身体の使い方にあります。
足を組む癖や片足重心での立ち方、利き手側だけで重い荷物を持つ習慣によって骨盤と背骨が回旋(ねじれ)を起こすと、胸郭も非対称に歪みます。さらに、横隔膜は右側の方が厚みがあるという解剖学的な特徴も相まって、左側の肋骨が開いて突出しやすいという生体的な要因も絡み合っています。