登場から長い年月を経た2026年現在、コミュニティにおける評価は「過剰さゆえの唯一無二のロマン」として定着しつつある。確かにシンプルさを好む層からは今なお「ごてごてして見苦しい」という批判がゼロになったわけではない。しかし、その歪さこそが90年代末期の熱気と野心を象徴していると好意的に受け止めるファンが主流派を占めている。
美しさと醜さは紙一重だ。誰もが認める無難な優等生デザインでは、30年近くも議論が続くことはなかっただろう。アルティメットアーマーが投げかけた「究極のヒーローとは何か」という問いは、熱狂的な議論を生み出す起爆剤として、今もなお色褪せることなく機能している。