旭丘高校が展開する修学旅行の最大の特徴は、徹底した生徒主導のプランニングにある。一般的な高校のように全員が一律のスケジュールで動くことは稀だ。学年やクラス単位での大枠の日程をベースにしつつも、行き先の選定から現地でのフィールドワーク、時間配分に至るまで、生徒たち自身が議論を尽くして組み立てていく。
行き先は国内の歴史的要所から最先端の研究施設、豊かな自然が広がる地域まで多岐にわたる。3泊4日から4泊5日ほどの日程の中に、地域課題の解決を模索するセッションや現地のキーパーソンへの直接インタビューなど、他校には見られない独自プログラムがぎっしりと組み込まれる。与えられた旅を消費するのではなく、自らの手で旅を創出する。この「自主自律」の姿勢こそが、旭丘の教育旅行の根幹にある。