デビューから40年以上の歳月を経て、いま彼女は何を思い、どこへ向かおうとしているのか。今回、多忙を極めるスケジュールの合間を縫って実現した独占取材で、彼女は飾らない笑顔とともに現在の生活と心境を語ってくれた。
「年齢を重ねることをネガティブに捉えたことは一度もありません。シワが増えるのも、声の響きが変わるのも、すべて自分が生きてきた証ですから」
私生活では一人の母親としての顔も持つ彼女。家庭と仕事のバランスに悩みながらも、常に周囲への感謝を忘れずに歩んできたという。「娘が自立した今、ようやく自分自身の表現と純粋に向き合える時間が増えました」と語る瞳には、デビュー当時と変わらない純粋な輝きが宿る。料理や日々の小さな散歩など、何気ない日常の時間を慈しむ姿勢が、舞台やドラマでの奥行きある芝居の源泉になっているのだ。