SNSや大手コミュニティサイトを調査すると、バケパのキャンセル料をめぐるリアルな体験談や苦悩の声が数多く確認できます。
「子どものインフルエンザで前日に断念。35万円のプランだったため14万円のキャンセル料が確定し、家族全員で言葉を失った」「台風予報で焦ってWebからキャンセルしたら、翌日に公式から特別対応が発表されて手数料免除対象になっていた。自己判断で焦ってボタンを押すべきではなかった」といった悔恨の手記は枚挙にいとまがありません。
行動経済学や心理学の観点から見ると、人間には「支払ったコストを無駄にしたくない」というサンクコスト効果や、損失を過大に恐れる損失回避バイアスが働きます。高額なバケパ代金を失いたくない一心で、体調不良の家族を無理に同伴させてパーク内で倒れてしまったり、悪天候の中で強行軍を決行して家族関係が険悪になってしまったりするケースも散見されます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
バケーションパッケージは比類なき快適さを提供する一方で、厳格な金融的リスクを伴う契約商品です。予約前に以下の基準で冷静に適性を評価することが肝要です。
バケーションパッケージを迷わず選ぶべき人:
- 確実に特定のアトラクションや新エリア、ショーを最前列・並ばずに体験したい人
- 万が一のキャンセル料(数万〜十数万円)を「必要経費」として許容できる資金的余力がある人
- 大人のみの旅行、または子どもの体調管理が安定している中学生以上のグループ
- 旅行キャンセル保険に加入し、突発的なリスクへの備えを完了している人
ホテル単体予約や通常来園にとどめるべき人:
- 突発的な発熱や感染症リスクが高い未就学児・乳幼児を中心としたファミリー
- 数万円のキャンセル手数料が発生した場合に、家計や心理面へのダメージが大きい人
- 天候状況に応じて直前まで柔軟に日程をスライドさせたい人