山陰道を走行する際、最も混乱を招くのが「どこからが無料で、どこから有料になるのか」という境界線です。山陰自動車道 鳥取 島根 路線図を俯瞰すると、大半の区間が一般国道バイパスや新直轄方式による無料道路として機能している一方、都市間輸送の要所となる特定エリアのみに有料区間が組み込まれています。
鳥取県東部の鳥取ICを出発した場合、青谷ICから現在工事が進む「北条道路」手前の「はわいIC」までは無料区間が続きます。その後、琴浦町から大山町を経て米子市街地を抜ける区間も基本的には通行料金が発生しません。しかし、鳥取・島根県境をまたぐ米子西ICから東出雲ICまでの約19.1キロメートル(安来道路)はNEXCO西日本が管轄する有料区間へと切り替わります。
島根県内に入ると状況はさらに複雑化します。東出雲ICから松江玉造ICまでは松江道路(無料区間)ですが、松江玉造ICから宍道ICを経て出雲ICに至る区間は再び有料区間です。出雲IC以西は石見方面へ向けて無料区間が長く連続するものの、江津ICから浜田JCT・浜田ICにかけての「江津道路」が有料として立ちはだかります。山陰道 無料区間 どこからどこまでを正確に把握するには、「県境周辺の古い規格で造られた特定バイパスのみが有料である」という大原則を押さえておく必要があります。