日本のメディアも手をこまねいていたわけではない。TBS系の調査報道番組『報道特集』をはじめとする取材チームは、高額な霊感商法や家族の困窮、二世信者が直面する窮状の真相を長年にわたり追い続けてきた。そこには、有名人をイベントや広報の「顔」として利用することで組織の正当性を誇示しようとする教団側の狙いが存在した。
また、速報性の高いYahoo!ニュースなどのデジタルプラットフォームでも、連日のように追跡記事や法廷の動向が取り上げられている。コメント欄には、かつてのフィーバーを知る世代の困惑から、二世信者への同情、さらには有名人の広報利用に対する厳しい批判まで、多様な意見が書き込まれている。一個人の信仰心という枠組みを超え、社会全体で向き合うべき構造課題として捉え直されているのが現状だ。