金のなる木育て方決定版|葉が落ちる原因と花を咲かせる管理術

金のなる木育て方決定版|葉が落ちる原因と花を咲かせる管理術

金のなる木育て方決定版|葉が落ちる原因と花を咲かせる管理術を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

金のなる木を育てていて最も多くの相談が寄せられるトラブルが、「葉がぶよぶよになり、触れるだけでポロポロと脱落する現象」です。園芸相談窓口やコミュニティに寄せられる枯死原因のデータを分析すると、その大半が乾燥ではなく「水の与えすぎ」による根腐れであることが判明しています。

クラッスラ属の多肉植物である金のなる木は、乾燥した過酷な大地に自生するため、葉や茎の内部に大量の水分を蓄える貯水組織を持っています。そのため、土が乾き切っていない状態で頻繁に水を与えると、鉢内が慢性的な酸素欠乏状態に陥り、根の呼吸が停止します。呼吸できなくなった根は急速に壊死し、そこから雑菌が侵入して組織を腐敗させるのです。

根が機能を失うと地上部へ水分や養分を供給できなくなり、植物体は生き残るための防御反応として、余分な蒸散を防ぐために自ら葉を切り離します。これが「葉が落ちる」直接的な引き金です。葉にしわが寄る「水切れ」のサインと、根が腐って葉が柔らかく透き通る「根腐れ」のサインを混同し、さらに水を追加してしまう二重の過ちが、株を完全に枯死へ追い込む典型的なパターンとなっています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。