保育園の夏祭りで最も配慮が求められるのが、発達段階に応じた出し物の棲み分けです。全年齢一律のコーナー設計にしてしまうと、乳児にとっては難しすぎて退屈し、幼児にとっては物足りないという事態に陥ります。
夏祭り出し物乳児向け(0〜2歳児)の企画では、勝ち負けを排した感覚刺激が効果的です。圧縮袋に保冷剤やセンサリートイを詰めた「ひんやりウォーターマット」、段ボールの穴に大きめのカラーボールを落とす「ぽっとん落とし」、新聞紙プールの中に隠されたキャラクターをすくう「お宝探し」など、掴む・押す・感触を味わう動作そのものが遊びになる仕掛けが支持を集めています。
一方、夏祭り出し物幼児向け(3〜5歳児)では、少しの挑戦意欲を刺激するルール設計が鍵を握ります。保育園夏祭りゲーム手作りの王道である「ワニワニパニック」や、トイレットペーパーの芯を並べた「空気砲射的」、磁石付きの釣り竿で海の生き物を釣り上げる「魚釣りゲーム」などは、ルールを理解し達成感を味わえる定番として不動の人気を誇ります。ペットボトルや空き箱を活用した廃材利用夏祭りゲームを取り入れれば、園児自身が前日までに色塗りや装飾に参加でき、行事への当事者意識も自然と高まります。