日本国内のSNSや掲示板(5ch、X、知恵袋)を精査すると、「Honor of Kings 評判」には国内特有の二面性が存在します。評価の高い声としては、「無課金でも腕前次第で勝てる」「マッチングが爆速でストレスがない」「キャラが滑らかに動いて技のコンボが決まると最高に気持ちいい」というゲームプレイの根本を称賛する意見が多数を占めます。
一方で、手厳しい批判として目立つのが以下の2点です。
- 「海外プレイヤーとのコミュニケーション摩擦」:アジア共通サーバーの仕様上、中国、韓国、東南アジアのプレイヤーと同一チームになるケースが多く、言語の違いによる意思疎通の難しさや、定型ピンの連打にストレスを感じる声。
- 「国内セルランが伸び悩んでいることへの不安」:App Storeのトップセールスランキングで100位圏外になる日もあり、「日本でサービス終了しないか心配」という投稿が散見される点。
しかし、このセルラン(売上ランキング)の乖離には明確なカラクリが存在します。日本のガチャ型ソシャゲは、新キャラを1体入手・育成するために数万円を課金させるモデルによって瞬間的なセルラン1位を獲得します。対照的に、本作の課金要素はキャラクターの外見を変える「スキン」や「演出エフェクト」が中心であり、キャラクター本体はゲーム内プレイで得られるゴールドで全員分を恒久解放できます。つまり、「アクティブユーザー数が数十万人規模で活発に遊んでいても、一人あたりの課金単価が極限まで低いためセルランには反映されにくい」という構造的特徴があるのです。開発元が巨額の営業利益を誇る世界最大のゲームコングロマリットであるテンセントであること、世界全体の売上合算では年間数千億円規模を維持している事実を考慮すれば、日本単体のセルラン低迷を理由とする早期撤退のリスクは極めて低いと分析できます。