手書きでの採譜や楽典の試験において、16分休符の正しい書き方には明確なルールが存在します。雑に書いてしまうと8分休符や他の記号と見分けがつかなくなり、初見演奏でのミスを誘発します。
五線譜に16分休符を配置する際の手順は以下の通りです:
まず、上の玉(丸み)を「第3間(第3線と第4線の間)」に置き、そこから斜め右下に伸びる幹を描きます。続いて2つ目の玉を「第2間(第2線と第3線の間)」に配置し、それぞれの玉から幹に向かって緩やかなカーブを描いて結合させます。全体の幹の終点は第1線付近で留めるのが最も美しいバランスです。
作譜上で特に注意すべきなのは、「拍のまとまり(ビートの視認性)」を壊さないことです。4分の4拍子では、1拍目・2拍目・3拍目・4拍目の頭が視覚的にどこにあるのかが一目で分からなければなりません。16分休符が拍の境界をまたいで乱雑に配置されていると、読譜スピードが著しく低下するため、拍単位でグループ化して記譜することが音楽理論上の鉄則とされています。