結論から整理すると、スーパーの青果コーナーで一般的に流通している標準サイズ(M〜L規格)の冬キャベツの場合、キャベツ4分の1の重さは約250g〜300gです。ただし、この数値は「芯がついた状態の総重量」である点に注意しなければなりません。
調理の現場において、多くの人が真っ先に切り落とすキャベツ芯の重さは、1/4個あたり約35g〜45g(全体の約12〜15%)を占めています。そのため、芯を取り除いた「純粋な可食部」の重さとしては、約210g〜255g程度として計算するのが料理の味付けを失敗させないプロの鉄則です。レシピ本で「キャベツ1/4個(約200g)」と控えめに記載されているケースが多いのは、この芯を差し引いた可食部を想定しているためです。
さらに、購入する季節によっても重量のベースは大きく揺れ動きます。秋から冬にかけて出回る「冬キャベツ(寒玉)」は葉が何層にも固く詰まっているため、1玉が1.2kg〜1.5kg前後まで育ち、4分の1カットでも300g〜380gに達する重量級が存在します。一方で、3月〜5月頃に店頭を彩る「春キャベツ(新キャベツ)」は葉の巻きがふんわりと緩く内部に空洞が多いため、1玉が800g〜1,000g程度と小ぶりで、4分の1カットの重さは約200g〜250gにとどまります。手にしたキャベツがどちらの季節型かを見極めることが、正確な分量把握への第一歩となります。