名前の響きや見た目だけでなく、我が子の人生を後押しする要素として無視できないのが画数だ。姓名判断の分野で絶大な信頼を集める鑑定士の栗原里央子氏は、現代の名付けにおいて次のように助言する。
「珍しい名前にしようとするあまり、複雑すぎる画数の漢字を詰め込むのは避けるべきです。苗字とのバランスを見極め、五行や天格・人格の調和を取ることが肝要です。画数が整った名前は、書いた時の美しさはもちろん、子どもの自己肯定感をも育みます」
栗原氏によれば、珍しさと良運を両立させるカギは、苗字との総画数を意識しながら、引き算の美学でシンプルな良字をひとつ据えることだという。流行に固執しすぎず、生涯にわたって愛せる文字を選ぶ視点こそが、後悔のない命名につながる。