本作の根本にあるスピリットを理解するには、そのルーツに目を向ける必要がある。始まりはNHKの名物番組『みんなのうた』で放送され、多くの人々の心に深く深く沁み入った楽曲だ。作詞・作曲を手掛けた名匠・杉本竜一が生み出したノスタルジックで美しくも切ない旋律は、時を超えて愛され続けてきた。
そして、その世界に唯一無二の響きを与えたのが、透き通るような歌声を持つ歌手・手嶌葵である。彼女の囁くようなボーカルは、聴く者を一瞬にして深い森の奥深くへと誘う。今回のアニメーション化にあたり、彼女による新たなボーカル録り下ろしアレンジが使用されることも決定。往年のファンはもちろん、初めてこの世界に触れる若い世代の胸をも強く打つに違いない。