下肢静脈瘤は何科を受診?血管外科の選び方と最新レーザー治療の真実

下肢静脈瘤は何科を受診?血管外科の選び方と最新レーザー治療の真実

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足の血管トラブルに直面した際、多くの人が「何科の看板を掲げる医療機関へ行くべきか」で足を止めます。結論から述べると、最も確実な受診先は「血管外科」もしくは「心臓血管外科」です。 一般病院では心臓や大動脈を専門とする医師が多いため、「下肢静脈瘤」という専門外来を明記しているクリニックや、日本静脈学会認定の専門医が在籍する施設を選ぶのがスムーズです。 それぞれの診療科における対応領域と役割の違いは次の通りです。

1. 血管外科・心臓血管外科(専門外来)
足の血管構造を熟知しており、超音波(エコー)検査による逆流ポイントの特定から、弾性ストッキングによる保存療法、カテーテルを用いた日帰り手術まで、一貫した診断と治療を提供します。

2. 皮膚科との違いと落とし穴
静脈瘤が進行すると、足首周辺の皮膚が茶褐色に変色する「色素沈着」や湿疹、かゆみが生じます。この段階で皮膚科を受診すると、ステロイド軟膏などが処方されて一時的に炎症は治まるものの、静脈弁の逆流という根本原因が放置されるため、再発を繰り返して潰瘍へ悪化するケースが後を絶ちません。皮膚症状であっても、血管の浮きやむくみを伴う場合は血管外科の併診が不可欠です。

3. 整形外科や内科との切り分け
「足の痛みや重さ」を腰椎椎間板ヘルニアや変形性膝関節症と勘違いして整形外科に通い続ける例も見られます。骨や神経の異常ではなく、夕方に増悪するむくみやだるさがある場合は、静脈の血流障害を疑う視点が欠かせません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。