洗濯機の形状やメーカーによって、注水すすぎの動作特性や設定手順は異なります。縦型とドラム式それぞれの特徴を押さえておくと、スムーズな使い分けが可能です。
縦型洗濯機でのやり方
大量の水を使って衣類同士を擦り合わせる縦型洗濯機は、注水すすぎの恩恵をもっとも受けやすい構造です。
- 設定手順:電源を入れた後、「すすぎ」ボタンを複数回押して「注水」ランプを点灯させます。「すすぎ2回(1回目:ため / 2回目:注水)」のように個別設定できる機種も多く存在します。
- ポイント:泥汚れのひどいユニフォームや油分の多い作業着を洗う際は、1回目から注水すすぎを設定すると浮き上がった汚れの再付着を強力に防げます。
ドラム式洗濯機での設定方法
もともと少ない水でたたき洗いを行うドラム式洗濯機は、構造上ためすすぎが基本となります。しかし、ドラム式特有の「衣類のごわつき」や「洗剤残りの白浮き」に悩むユーザー向けに、注水すすぎ機能が用意されています。
- 設定手順:コース選択時に「すすぎ」項目から「注水」を選択するか、メニュー画面の詳細設定から「注水すすぎ」をONにします。
- ポイント:ドラム式で注水すすぎを選ぶと、槽内の水位を通常より高く保ちながらシャワー給水を継続するため、繊維の立ち上がりが良くなりタオルのふんわり感が格段に向上します。
主要メーカー別の操作ポイント
パナソニック(Panasonic)の洗濯機では、「しっかりすすぎ」や「パワフル滝すすぎ」といった専用コースに注水すすぎのアルゴリズムが組み込まれています。タッチパネル搭載モデルでは、すすぎのアイコンをタップするだけで「注水1回」「注水2回」を直感的に切り替え可能です。
日立(ビートウォッシュ)シリーズでは、大流量の循環水流を誇る「ナイアガラすすぎ」が注水すすぎの進化形として搭載されています。きれいな水道水を槽内にたっぷりと注ぎ込みながら高速回転で洗剤を吹き飛ばすため、徹底的なすすぎ性能を求めるユーザーから高い支持を集めています。