ダウンタウンという巨大な看板を守り続けてきた浜田雅功の存在も大きい。相方が不在の期間、浜田はピンでの番組出演をこなしながらも、楽屋裏では常に松本の状況に気を配り続けていた。関係者の証言によると、二人の間では直接的な議論が何度も重ねられ、「二人でなければダウンタウンではない」という強固な絆が改めて確認されたという。
一方で、所属事務所である吉本興業にとっても、今回の問題は経営およびコンプライアンスの観点から巨大な試練であった。企業としての社会的責任と、所属する看板芸人の再始動支援という二律背反する課題に対し、同社は慎重な調整を続けた。結果として、地上波への強引な復帰を目指すのではなく、本人が納得のいく形で段階的な活動再開を進める方針が固まったのである。