韓国のカフェが国境を越えて愛される背景には、世界を席巻する映像コンテンツの存在が欠かせない。かつてコン・ユ (Gong Yoo)が主演を務め、アジア全土に社会現象を巻き起こした名作ドラマ『コーヒープリンス1号店 (The 1st Shop of Coffee Prince)』は、カフェを舞台にした物語が持つ圧倒的な魅力を世界に知らしめた原点だ。
そして時代は進み、伝統的なシャーマニズムとスタイリッシュな空間が交錯する『カフェ・美男堂 (Cafe Minamdang)』のように、カフェは物語を彩る重要な舞台装置として進化し続けている。ドラマの中で主人公たちが語り合い、事件が起き、ロマンスが芽生える場所。そうしたドラマチックな情景を追体験しようと海を渡るファンによって、K-Drama・ロケ地ツーリズム (K-Drama Location Tourism)は今や巨大な観光の柱へと成長した。