教育現場の管理職や指導教員を対象としたヒアリングや実態調査において、実習生からのお礼状に対する受け止め方は非常に明確です。「手紙の内容そのものよりも、期日通りに届いたか、宛名や封筒の作法が破綻していないか」という形式面の信頼性をまず見ている教員が多数を占めます。
現場の指導教員からは次のような生の声が聞かれます。
「実習終了から1週間以上経ってから届く手紙や、明らかにボールペンの字が乱れて殴り書きのようなものは、どれだけ美辞麗句が並んでいても心がこもっているとは感じにくい。逆に、実習が終わった翌日に速やかに投函され、宛名や郵便番号が丁寧に楷書で書かれていると、教員としての資質や誠実さを感じる」(公立中学校・主幹教諭の談話)
また、職員室で話題に上がりやすい「減点ポイント」として挙げられるのが、「郵便料金の不足」です。郵便料金の改定に伴い、定形郵便物の基本料金(50g以内110円など)を誤認して古い切手を貼ってしまい、受取人である学校側に不足分を支払わせてしまう事態は、最も避けなければならない重大な過失となります。