現地パトロール隊や大分県警交通機動隊の関係者が口を揃えて警告するのが、「雪道に対する過信と装備不足」です。スキー場へと続く主要ルート(大分自動車道・九重ICからの県道40号線、あるいは湯布院ICからのやまなみハイウェイ)は、急勾配と連続ヘアピンカーブが続く本格的な山岳道路です。
冬型の気圧配置が強まると、九重町一帯には即座にくじゅう森林公園スキー場 チェーン規制が敷かれます。「駆動輪がスタッドレスだから大丈夫」「4WDだから登れる」という過信は極めて危険です。特に筋湯温泉からスキー場へと登るラスト3キロメートルの急坂区間では、毎年スタッドレスタイヤ装着車であってもスタックやスリップ事故が発生し、後続車を巻き込む大渋滞の原因となっています。
安全に現地へ到着するための実践的な移動ルールは以下の通りです。
・冬用タイヤ+金属または高性能非金属チェーンの常備:スタッドレスタイヤ装着車であっても、積雪路や凍結坂道に備えてトランクにチェーンを必ず携行すること。
・大分道・九重ICルートを最優先:やまなみハイウェイ(牧ノ戸峠・標高1,330m)経由は絶景ですが路面凍結のリスクが極めて高いため、路面状態が悪い日は九重ICから四季彩ロードを経由するルートを選択するのが安全運転の基本。
・早めのチェーン装着スペース利用:峠の手前に設置された公認チェーン着脱所(飯田高原周辺など)で、手がかじかむ前に装着を完了させること。坂の途中で動けなくなってからの装着は不可能に近く、追突事故の危険が跳ね上がります。
出発前には必ず大分県道路規制情報および日本道路交通情報センター(JATIS)でリアルタイムのくじゅう森林公園スキー場 道路状況を照会し、通行止めや片側交互通行の有無を頭に入れておきましょう。