ネット通販の商品写真を見て「可愛い!」と即決したものの、届いてみて愕然とする典型的なパターンが存在します。業界の裏事情と現物検証から判明した、見落としがちな3大落とし穴を公開します。
第1の盲点は「フードの自立性と深さ」です。モデル着用写真では綺麗に立っているフードが、実物はペラペラの薄布で頭に張り付いてしまい、写真映えしないケースが多発しています。立体的な美しさを保つには、フードの縁にワイヤーが入っているか、生地が二重仕立てになっている商品を選ぶのが正解です。
第2の盲点は「スカートのボリューム不足」です。カタログ写真の多くは、別売りのハードチュールパニエを中に仕込んで撮影されています。届いたワンピース単体では裾がしぼんでしまい、ウエストが太く見えてしまう原因になります。丈に合わせたパニエ(相場1,500円〜2,000円前後)を1枚追加するだけで、シルエットの美しさは劇的に改善されます。
第3の盲点は「バスケットや小物の調達漏れ」です。赤ずきんの記号性を決定づけるのは、実は手元に持つピクニックバスケットや革製ショートブーツです。衣装本体に予算を使い切り、足元が普段のスニーカーになってしまうと世界観が一気に崩壊します。トータルコーディネートの予算配分をあらかじめ計画しておくことが肝要です。