たつき諒の予言と『私が見た未来』の真相を2026年視点で徹底検証

たつき諒の予言と『私が見た未来』の真相を2026年視点で徹底検証

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2021年10月に飛鳥新社から刊行された『私が見た未来 完全版』で新たに追加され、日本中を恐怖させたのが「2025年7月の大災難」でした。本書の中でたつき氏は、「2021年7月5日早朝に見た夢」として、日本列島とフィリピンの中間あたりに位置する海底がボコンと破裂し、巨大な波が四方の国へ広がっていくビジョンを描写しています。

この予知夢の特徴は、従来の地震予測とは異なり、「フィリピン沖の海底隆起」「2頭の龍のようなビジョン」「陸続きになるほどの地殻変動」といった極めて視覚的・象徴的な描写で構成されていた点です。これに尾ひれがつき、ネット上では「2025年7月5日午前4時18分に巨大津波が襲来する」といった過激なデマや、太平洋側の特定地域からの避難を呼びかけるインフルエンサーが続出しました。

しかし、たつき氏本人は著書や寄稿の中で一貫して「大切なのは恐怖に怯えることではなく、備えること」「大災難の後に訪れるのは、明るく調和の取れた新しい世界である」と記していました。メディアやSNSの拡散過程において、本人が伝えたかった「防災と心の準備」という本質が削ぎ落とされ、センセーショナリズムだけが増幅された典型的な事例と言えます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。