視聴者の間で最も議論を呼んできたのが、歴代アシスタントや司会陣の「交代理由」と「降板の真相」です。ネット上では「論客との意見対立で降板させられたのではないか」「政治的圧力があったのではないか」といった憶測が飛び交うことも少なくありませんでしたが、関係者の証言や当時の報道を検証すると、実態は大きく異なります。
番組リニューアル時に初代秘書を務めた増井渚アナウンサーは、2015年4月から登板したものの、約1年後の2016年3月末に番組を卒業しました。この交代の直接的な理由は、彼女自身の読売テレビ退社およびフリーアナウンサー(セント・フォース所属)への転身でした。局アナとしての将来設計を見据え、活動拠点を東京へ移すための前向きな決断であり、現場との不和やトラブルによる降板ではありません。
また、2021年春に訪れた最大の転換点が、2代目議長を務めた辛坊治郎氏の降板です。辛坊氏の勇退理由は、長年の夢であった「小型ヨットによる太平洋単独無寄港横断」への再挑戦でした。この大型降板劇に伴い、当時秘書を務めていた黒木千晶アナウンサーが異例の「第3代議長」へ大抜擢されることとなり、番組史上初となる生え抜き女性アナウンサーのトップ就任が実現しました。