バレイヤージュは美容師個人の技術力と色彩感覚に大きく依存する施術です。思い通りのデザインに仕上げるため、カウンセリング時に押さえておくべきポイントを整理しました。
1. 「理想の写真」を最低3枚用意する
コントラストが強い外国人風の筋感を出したいのか、それともオフィスでも浮かないナチュラルで細めの陰影にしたいのか、言葉だけの「おまかせ」はイメージの食い違いを生みます。明るさや筋の太さが異なるヘアカタログ写真を提示し、自分の好みの明るさを正確に共有してください。
2. 過去2年間の施術履歴を正直に申告する
縮毛矯正、パーマ、黒染め、市販のセルフカラー、過去のブリーチ歴は必ず申告してください。特に黒染めや縮毛矯正の履歴が残っている部分はブリーチ剤が均一に抜けず、赤茶色のムラ(履歴ムラ)として残留しやすいため、薬剤のパワー調整が必要となります。
3. 普段のスタイリング方法を伝える
髪を巻くことが多いのか、ストレートのまま過ごすことが多いのか、あるいは結ぶことが多いのかを伝えます。バレイヤージュは髪に動きをつけた時に最も綺麗に見える設計になっているため、ストレートヘア中心の生活であれば筋感をより繊細に入れるといった微調整を行います。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
【向いている人の条件】
- 2〜3ヶ月おきの頻繁なカラーリタッチから解放されたい人
- 白髪を自然にぼかしながら、明るい透明感カラーを楽しみたい人
- 髪を巻いたときの立体感やアレンジの質感を格上げしたい人
【慎重になるべき人の条件】
- 今後近いうちに髪全体を均一な暗髪に戻す予定がある人(ムラなく戻すのに技術を要する)
- ハイダメージで髪が著しく弱っており、ケアブリーチにも耐えられない状態の人
- 毛先まで一切の赤み・黄色みを許容できず、頻繁なセルフケアが苦手な人